着付け教室で実施される授業内容とは？

着付け教室で実施される授業内容とは？

日本人の民族衣装といえば着物です。しかし、ほとんどの方にとって着物を着る機会というのはあまり多くありませんしご自身で着付けが出来るというかたも、時代とともにどんどん減ってきています。それでもやはり着物は美しいものですし、入学式や卒業式や結婚式さらにはお芝居をみに行くといったときには着用したいものですので、ぜひ着付け教室に行って習いたいものです。では、着付け教室ではどのような授業内容なのでしょうか？まずは、着付けの基本を学びます。着崩れしにくくなおかつ長時間着用しても苦しくない方法を学べます。帯も袋帯・名古屋帯の両方を学べますし様々な結び方も教えてもらえます。さらに着付けだけではなく、着崩れした時の対処方法・タクシーや車の乗るときの乗り方・歩き方・作法なども教えていただけます。せっかく着物を着たのに作法や礼儀を知らないと恥ずかしい思いをしますので、ぜひきちんと学んで美しいふるまいをしましょう。

着付け教室ではマナーや所作も学習できます

日本には素晴らしい民族衣装が存在しています。それが着物と言うものであり、絢爛豪華で奥ゆかしく、品性の有る民族衣装なのです。非常に華やかで振り袖などには、隙間のないほどの文様や金箔装飾、刺繍などが施され西欧のドレスにも引けを取らない装いになって居ます。振り袖は未婚女性で十八歳の装いでありますが、ほかにも留袖や訪問着など非常にフォーマルでお出かけに最適な着物もたくさん存在しているのです。ただ洋服やドレスと違い着付けには一定のルールや法則があるために着付け教室などで着付け方を学ぶ必要があります。特に振り袖の帯結びなどは難しく、種類も多いのでマスターするまでに時間がかあります。着付け教室は単に着付け方を教える場所ではありません。着物には様相とは違う所作やマナーが存在し、そうしたことも学習できる場所となって居ます。食事の際の所作、トイレや階段の上り下り、折りたたんで桐ダンスに収納する方法なども学べます。